料金監査 · 2026年9月30日
Datadog 料金レビュー2026:40ホストの実コスト
Datadogの公開料金を1行ずつ読み、40ホスト規模のチームでコストを試算しました。4つのレビューサイト計1,490件の声から、請求書の実態も整理します。
要約
Datadogの料金は、ページ上では単純に見えて、請求書では複雑になります。Infrastructure Proは年額契約でホストあたり月$15、APMは$31の追加、インデックス済みログは100万イベントあたり$1.70です。40ホストにAPMと月600GBのログを想定して試算すると、年額契約で月$2,920、オンデマンドで$3,750でした。動くダッシュボードまでは速い製品です。リスクはコストの予測しにくさで、カスタムメトリクスとログ量が驚きの元になります。
Datadogの料金は、導入初日に得られる価値に見合っています。ただし半年後の請求額は読みづらくなります。Infrastructure Proはホストあたり月$15、APMは$31の追加で、40ホストと月600GBのログなら年額契約で月$2,920前後です。ダッシュボードが動くまでの速さを重視するチームには有力な選択肢です。請求の担当者がいないチームには危うい選択です。
- 機能の幅広さ
- 9/10
- 価値が出るまでの速さ
- 9/10
- 料金の透明性
- 5/10
- コストの予測しやすさ
- 4/10
- サポート(レビュー評価)
- 6/10
- エージェントを入れて数分でダッシュボードが動く
- メトリクス、トレース、ログ、セキュリティを同じクエリ言語で扱える
- 無料枠は5ホストまで。実サービスで試すには十分
- カスタムメトリクスとログ量は別課金で、請求額が跳ね上がる主因になる
- 一部のログ保持期間は「お問い合わせ」で、ページから価格を計算できない
- オンデマンド料金は同じ製品でも年額より20%から50%高い
5ホストまで無料 · 有料プランは無料トライアルあり
この料金レビューの進め方
- Version tested
- 公開料金ページ(US1/US3/US5サイト)、2026年9月30日取得
- Test period
- 2026-09-30 → 2026-09-30
これは料金の監査であり、30日間の実機テストではありません。まずその点をはっきりさせておきます。2026年9月30日に、Datadogの公開料金ページ(Infrastructure、APM、Log Management)を読み、各ページのスクリーンショットを撮り、年額契約とオンデマンドの定価をすべて記録しました。そのうえで、全ホストでAPMを使い、月600GBのログを送る40ホストのチームを仮定してコストモデルを作りました。ログ1イベントを約1KBとすると、600GBは約6億イベントです。計算式はすべてテスト結果のセクションに載せているので、自社の数字に置き換えて試せます。評価と不満の声は、G2、Capterra、TrustRadius、Trustpilot、Redditから集めました。本番ワークロードでDatadogを動かしてはいないため、エージェントの負荷やクエリ速度については何も主張しません。
Datadogの料金は、あなたのチームに見合うか
YES if you...
- 10から200ホスト規模で、メトリクス、トレース、ログを複数ツールのつぎはぎなしに1か所で見たいチーム
- オブザーバビリティの支出に責任者がいて、毎月使用量ページを確認できる開発組織
- 最安の単価より、数分で動くダッシュボードに価値を置く会社
NO if you...
- カーディナリティの高いカスタムメトリクスを使うのに、使用量アラートの担当者がいないチーム
- データ所在地やコスト管理のために、完全セルフホストが必要なスタートアップ
- 営業に連絡せず、公開ページだけで全ての保持期間の価格を知りたい人
Datadogの定価一覧(2026年9月)
特記がない限り、ホストあたり月額で年額契約の価格です。オンデマンドはこれより高くなります。
Infrastructure Free
基本的な収集と可視化
- 5ホストまで
- メトリクス保持は1日
- 基本ダッシュボード
Infrastructure Pro
オンデマンドは$18
- 1,000以上のインテグレーション
- 標準ダッシュボード付き
- メトリクス保持は15か月
- ホストあたりカスタムメトリクス100個
Infrastructure Enterprise
オンデマンドは$27
- 機械学習ベースのアラート
- Live Processes
- Governance Console
- ホストあたりカスタムメトリクス200個
APM(追加)
オンデマンドは$36、単体契約も$36
- ホストあたり取り込みスパン150GB
- ホストあたりインデックス済みスパン100万件(15日)
- APM Proは$35、APM Enterpriseは$40
Log Management
加えてインデックス$1.70/100万イベント(15日保持、年額)
- オンデマンドは100万件あたり$2.55
- Flex Starterは保存100万件あたり$0.60
- 転送は送信1GBあたり$0.25
ROIの内訳: 40ホストでInfrastructure ProとAPMを全ホストに入れると、ログを除いた定価はホストあたり月$46、合計で月$1,840です。ここに月600GBのログを15日保持で全件インデックスすると、合計は月$2,920、ホストあたり約$73になります。
隠れたコストと注意点
- ホストごとの枠を超えたカスタムメトリクスは従量課金で、料金は営業に問い合わせるよう案内されている
- ログは二重に課金される。取り込みで1GBあたり$0.10、さらにインデックスでイベント100万件ごとに課金
- オンデマンドはInfrastructure Proで20%、インデックス済みログで50%上乗せされる
- Infrastructureを付けない単体のAPMは、$31ではなく$36になる
- 3日、7日、30日のログ保持は、価格ではなく「お問い合わせ」と表示される
料金ページを足し合わせると
すべての数字は、定価の引用か、その計算です。モデルは、40ホスト、全ホストでAPM、月600GBのログ(1イベント約1KB)です。
- Infrastructure Pro(年額)
- 15 ホストあたり月額(USD) オンデマンドは$18で20%高い。出典:Datadog料金ページ、2026-09-30
- Infra ProとAPMの合計(年額)
- 46 ホストあたり月額(USD) $15 + $31。オンデマンドは$54。出典:Datadog料金ページ
- インデックス済みログ(15日保持)
- 1.70 100万イベントあたり(USD) オンデマンドは$2.55で50%高い。出典:Datadog料金ページ
- 試算した月額請求(年額契約)
- 2,920 月額(USD) 40 x $15 + 40 x $31 + 600GB x $0.10 + 6億イベント x $1.70/100万。年間で約$35,040
- 同じモデルのオンデマンド
- 3,750 月額(USD) 40 x $18 + 40 x $36 + $60 + 6億 x $2.55/100万。年額より28%高い
- 試算した請求に占めるログの割合
- 37 パーセント $2,920のうち$1,080(取り込み$60 + インデックス$1,020)
- Flex Starterと標準インデックスの比較
- 65 保存イベントあたりの割安率(パーセント) 100万件あたり$0.60対$1.70。クエリ用コンピュートは「お問い合わせ」のため、削減率は上限値
Infrastructureはいくらで、何が無料か
ログ1行は、取り込みから検索までにいくらかかるか
Datadogの請求が助けになる点と、痛い点
Pros
- 役立つダッシュボードまでが速い G2のレビュアーは導入の簡単さとすっきりしたUIを挙げています。Proには1,000以上のインテグレーションが付きます。
- 4社分の請求書が1つになる メトリクス、トレース、ログ、RUM、セキュリティが同じクエリ言語を共有します。
- 評価に使える本物の無料枠 5ホストまで$0、メトリクス保持は1日。1つのサービスを計測して、契約前に製品を判断するには十分です。
- Flex Logsで保存コストが大きく下がる Flex Starterは保存100万イベントあたり$0.60で、15日保持の標準インデックス$1.70より65%安くなります。ただし、クエリがこのモデルに合う場合に限ります。
Cons
- カスタムメトリクスで請求額が読めなくなる 枠はProでホストあたり100個、Enterpriseで200個です。それを超えた分の料金は、ページに載っていません。
- ログの1行に2つのメーターが同時にかかる 月600GBの試算では、ログが請求の37%を占め、そのうちインデックスが94%でした。
- 保持期間の価格が「お問い合わせ」の裏にある 標準インデックスの3日、7日、30日は価格が出ていません。経理部門は営業との商談なしに試算できません。
- オンデマンドの上乗せが、試す側に重くのしかかる オンデマンドは、Infrastructure Proで年額より20%、インデックス済みログで50%高くなります。月単位の柔軟さは高くつきます。
- サポートの評価がレビューサイトごとに割れている G2のレビュアーはメール対応のみだと書いており、Trustpilotは23件で1.8点です。
Datadogの料金に対する最終評価
金曜日までにオブザーバビリティを動かしたく、請求を見る担当者がいるチームなら、私はDatadogを選びます。ホスト型の単一ベンダー構成として、定価は妥当です。支払う対価は、速さ、機能の幅、そしてインテグレーション作業が要らないことです。
問題は予測のしやすさです。私の40ホストのモデルは、年額契約で月$2,920になりました。ページから価格を読み取れなかった2点、つまりカスタムメトリクスの超過分と一部のログ保持期間が、この数字を動かす可能性があります。G2、Capterra、TrustRadiusのレビュアーは、請求額がインフラより速く増えると書いています。
まず無料枠で始め、本番サービスを1つ計測し、展開を広げる前にカスタムメトリクスとログ量の使用量アラートを設定してください。使用量が安定したら年額で契約しましょう。オンデマンドは20%から50%高いからです。請求の担当者を置けないなら、先にGrafana系やセルフホストの選択肢の価格を調べるべきです。スコアは10点満点中7.4です。
- 機能の幅広さ 9/10 メトリクス、APM、ログ、RUM、セキュリティ
- 価値が出るまでの速さ 9/10 数分でダッシュボード
- 料金の透明性 5/10 一部のプランは「お問い合わせ」
- コストの予測しやすさ 4/10 カスタムメトリクスとログが驚きの元
- サポート(レビュー評価) 6/10 G2・CapterraとTrustpilotで評価が割れる
Datadogの料金に関するよくある質問
Datadogはホストあたりいくらですか?
Datadogに無料プランはありますか?
Datadogの請求額はなぜ急に増えるのですか?
Datadogのログはいくらかかりますか?
年額契約はオンデマンドより安いですか?
Datadogの無料トライアルはどんな内容ですか?
コスト面で良いDatadogの代替サービスは何ですか?
利用者はDatadogをどう評価していますか?
Update log
- 初回公開:Infrastructure、APM、Log Managementの料金監査、40ホストのコスト試算、4つのプラットフォームのレビュー集計。
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